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イエローエリア
グリーンエリアとレッドエリアの間に位置し「開拓合意」で浄化回復が必要と定義された軽度汚染エリアである。
エリア内のコーラップス放射線量は1~150ベブリアンの間であり、時にコーラップスストームが発生する。
人間がこのエリア内で活動する場合は十分な防護を行う必要があるが、機械が受ける影響は軽微である。
このエリアは砂漠化が深刻であり、昼夜の気温差が極めて大きい。このエリアでは居住地が点在しているが、住民の数は少ない。
レッドエリア付近ではコーラップスストームが頻発し、地表のところどころが結晶化してコーラップス・エピフィラムが少数群生している。
生骸
読みは「いきむくろ」。コーラップス放射線に過度に被爆したことによりE.L.I.D.を罹患し、重度の変異が生じた動物の総称。
生骸の行動は、変異前の生態に基づいてそれぞれ異なる癖を持つが、全体の傾向として獰猛であり、高い攻撃性を持つことは共通している。
ヴァリャーグ
汚染エリアを縄張りに、輸送車両への襲撃、略奪を生業にしている強盗集団。
往々にして徒党を組んで現れ、その振る舞いは荒々しく獰猛、彼らの通り過ぎた場所には草一本残らない。汚染エリアの住民たち、闇ブローカー、賞金ハンター等の人々にとって悩みの種となっている。
単語としての意味はヴァイキングとしてのノルマン人の事。
ユニット名の日本訳はノルウェー語での読みに訳されていたりする。(例:破甲者(中)=Ironside(英、剛勇の意味)=イロンシッド(日、Ironsideのノルウェー語読み)、フェラギは古ノルド語で「同志や仲間の意味」)
エルモ号
指揮官が所有する移動用ユニット。
もともとはグリフィンの保有資産だったが、指揮官がグリフィンを離れる時、汚染エリアの中を進むための乗り物として持ち出したもの。
膨大な積載量を誇り、構造は複雑。司令室、動力室、整備室、格納庫、倉庫等のほか、エルモ号のメンバーの幸福度を高める休憩室をも備える。
掩体
全身遮蔽物から射撃をする際の挙動に関するチュートリアルに掩体射撃としてしらっと出てくる単語。掩体(えんたい)と読み、射手を守り射撃をしやすくする設備や工事物。バンカー等も分類に入る。
ゲームとしては要は攻撃を凌げる遮蔽物のことを指す単語で、身を隠しながら攻撃することをカバー攻撃と称したり掩体攻撃と称するパターンがあるという程度のもの。このあたりの表現はゲームによってまちまち。
オート
自動操作で戦闘を進めることのできるオート戦闘のこと。機能が解放されればどこでも使用できるので、AI任せで楽々……と行きたいのだが、残念ながらAIが結構なポンコツの困ったちゃんである。
単純な殲滅や戦力差が大きくない相手、撤退・防衛等目標が一つであったり単純であれば特に問題はないのだが、戦力測定や特定の条件で攻撃を無効・軽減したり召喚ユニットを多用する敵など、
複数目標・何らかの手順や配置・選択を要する場合無駄な行動を取り続け失敗することが大半。
また、基本的にバフを優先し目標設定が無い限り攻撃効率の良い相手を選ぶことが多いため、何度も出てくる召喚ユニットに火力をつぎ込み続けたり、攻撃範囲に敵がいないとロッタが延々準備万端するなどといったことも珍しくない。
ボス戦や高難易度コンテンツなどはおとなしく自分の手で進めよう。一応ある程度進めさせてから介入するのでも失敗してたらリプレイで巻き戻して進める等ある程度手間を省くことは可能。
開発者コメントによるとオートAIについては今後性能向上を行う予定らしい。

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カフェ・ズッケロ
スプリングフィールドが運営するカフェ。開店時間は07:00から22:00まで。
普通のカフェだが、いずれは人形たちの居場所にしたり、安全な場所を提供する場にしていきたいらしい。店内はグリフィンのカフェとほぼ同じとのこと。
メンバーは、店長のスプリングフィールド、接客のセンタウレイシー、アイドルのシャークリー、外勤のマキアートアンドリスは元店員。
ズッケロ(zucchero)はイタリア語で「砂糖」の意味。
カリーナ
前作で主人公が所属していたG&Kにおける後方幕僚。今作でのメイリンのポジションにあたる。
基本的には非戦闘員だが、主人公のピンチには自身も銃を取って立ち上がったことも。まさに一蓮托生のパートナーと呼べる存在で、その信頼は今作でも活きている。
しかし混迷する戦線の中でELIDを発症してしまい離脱、主人公が手に入れたワクチンで一命は取り留めた模様。
前作では明朗で快活であったが、10年の時を経たためか今作では落ち着き払っており、主人公相手でも対応には余所余所しさがある。前作の指揮官の独白からして、指揮官とした「再び嘘をつかない」という約束は結局守られず、カリーナは指揮官と決別することになってしまったようだ。前作における作戦報告書の恨みではない、多分。
守銭奴でもあり、前作ではショップ画面で購入を促すセリフを言ったり、課金商品を購入すると好感度が上がったりしていた。グラマラスな体を活かしたコスプレもしてくれるようになる。
そんな金にがめつい彼女だが、念願の豪華な暮らしを提示された際にそれを捨ててまで指揮官とともに戦場に残る道を選んだ。
グリフィン
前作で主人公が所属していたPMC。正式名称は「グリフィン&クルーガー」、「G&K」と略される。
創設者二人の名前を取ってつけられたが、前作の時点でグリフィンは既に離脱しており、クルーガーが上司として主人公の面倒を見ていた。
かつては大量の戦術人形を擁し、莫大な影響力を持つ巨大民間軍事企業だった。
ロ連の成立に伴い、世界情勢は安定化してきた。影響力を警戒されたグリフィンは解体・再編成を余儀なくされ、その組織規模も厳しい制限を受けることになった。
グリーンエリア
コーラップス放射線量が軽微な安全地帯。その成り立ちによって天然グリーンエリアと浄化グリーンエリアに分けられている。
エリア内のコーラップス放射線量は0~1ベブリアンの間であり、そのほとんどは農地、工場や未開発の自然が残る地域である。
近年グリーンエリアはホワイトエリア都市の活動をサポートするため、ホワイトエリア都市を中心とする多くの付属衛星都市を計画した。
ほとんどの衛星都市の建設はホワイトエリアのそれよりも発達しておらず、人口密度も高い。居住できる住民数には限りがあるため、居住権を得るために多くの条件をクリアしなければならず、また定期的に各種セキュリティチェックが行われる。
ロ連による浄化作業の進捗に伴い、コーラップス放射線が完全に除去されるとグリーンエリアはホワイトエリアへ移行する。
コーラップス・エピフィラム
E.L.I.D.を発症し、変異した植物の総称。一部のつる性植物と草本植物が発症後、比較的低確率で変異してこの植物になる。
コーラップス・エピフィラムのほとんどが標高の低い地域で生育する。広範囲にわたって繁茂し、よく似た見た目となって群生するという特徴がある。この植物の群生地は普段、周囲と比べ放射線量が低いのだが、開花時期になると急激に線量が上昇する。
変異前の品種の別によらず、同じ群生地に生えるコーラップス・エピフィラムは全ての個体が同時期に開花する。開花時間は非常に短い。このため、同じく開花時間の短い植物の名をとって、「コーラップス・エピフィラム」と呼ばれるようになった。
往々にしてコーラップス放射線量が高い場所に分布する。この植物が栽培できるか試みている研究機関もある。
コーラップスクリスタル
コーラップス粒子が放つコーラップス放射線が、ものに触れるとそれと同化し、さらには沈積して結晶を生じさせる。これがコーラップスクリスタルだ。
外から何らかの力でも加えられていない限り、コーラップスクリスタルのほとんどが、複数の結晶が密集したいわゆる「クラスター」状を呈する。
浄化技術を使ってコーラップス放射線を除去すると、この結晶はその後再び同放射線の影響を受けることはなくなる。コーラップス放射線に対する完全な抵抗性を獲得するのである。
この完全抵抗性を持つコーラップスクリスタル製品を用いることで、人類はコーラップス放射線量の高い環境でも生存できるようになった。

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士爵
ロクサット主義合衆国連盟の立役者。士爵と書いて「サー」と読む。本名は「グリフィン」であり、前作の主人公の上司であったクルーガーと共にPMC「グリフィン&クルーガー」を立ち上げた人物。
ロクサット主義に深く傾倒しており、ロ連設立のため暗躍を続けていた。目的達成のためなら良くも悪くも手段を択ばない人物。
主人公とは前作では協力関係にあったが、主人公は彼に利用されたことを不服に思っており、今作開始時に袂を分かっている。
言うて前作の時点で全然言うこと聞かずに感情論で暴走していたのは主人公の方だが…士爵にとってはそれすら想定内だったのだろう。
浄化エリア
イエローエリアとグリーンエリアの間に位置し「開拓合意」署名後に計画、決定された浄化エリア。2列の長城列車に挟まれた細長い地域である。
エリア内のコーラップス放射線量はおよそイエローエリアとグリーンエリアの間である。このエリアは駐屯人員の他に定住者はいないが、多くの人がイエローエリアとグリーンエリアの間を行き来している。
浄化エリアは、イエローエリアとよく似た景色であるが、内側には移動式浄化塔が多数設けられている。浄化エリアのコーラップス放射線が浄化された後、同エリアは清掃、再建されて開発可能な浄化グリーンエリアに再分類される。
賞金ハンター権益開拓推進協会
汚染エリアで活動する賞金ハンターの統括、賞金ハンターへのマクロリソースの割り当て等を行っている営利目的のサービス機関。通称「B.R.I.E.F」
しかし、賞金ハンターを管理する機関というわけではない。両社は互恵・共栄の共生関係にあるのだ。
ジラードグループ
オデッサ州に拠点を構える大規模工業企業グループ。機械製造を主要事業とし、研究開発分野でも生産分野でも高い実力を持つ。発展を続ける数年のうちに、ジラードはオデッサ州政府と蜜月関係を築いた。浄化作業における同グループの貢献度は突出している。
銃種
各キャラクターが使用する銃の種別。ハンドガン/サブマシンガン/アサルトライフル/ライフル/マシンガン/ショットガンに加えて近接にカテゴライズされる刀の6種類。
前作であるドルフロにおいては順にHG/SMG/AR/RF/MG/SGの表記が主だった。近接は今作ドルフロ2にて初登場。ドルフロでは銃種毎に役割がおおよそ決まっていたり固有の特徴あったが、今作ではロールに振り分けられ使用する弾種と所有するスキル性能の傾向で差が出るようになった。ショットガンだからといって装甲を持ってたりライフルで徹甲能力の獲得はしない。
ハンドガンとサブマシンガンが「軽装弾」、アサルトライフルが「通常弾」、ライフルとマシンガンが「重装弾」、ショットガンが「シェル」を扱う。刀は近接という分類。これらの弾種が敵の弱点を突けるか否かに関わってくる。もっとも、銃弾ではなく投擲物や召喚物で攻撃してる場合もあるのだが。
キャラクター毎によって変わってくるため一概には言えないものの、ハンドガンとライフルは単体、サブマシンガンとマシンガン、ショットガンが範囲に優れ、アサルトライフルは汎用ないしキャラにより特化といった傾向がある。
スキル
各キャラクターや敵はそれぞれスキルを持つ。キャラクターの持つスキルはスキル1から5まであり、そのうちスキル1は特殊効果などのないいわゆる通常攻撃でほぼ共通性能、スキル4は必殺技、スキル5はパッシブとなっている。
スキル2~4にはCD(クールダウン)タイプのものとSPを消費するものがあり、前者は消費こそないが1度使うとターン経過(行動の消化)が必要で、後者はSPの獲得が必要だがSPさえあれば連発可能。
敵の持つスキルはステージ詳細や戦闘画面で確認可能なため、敵が何をしてくるかどんな対策が必要かはよく確認しておくこと。
スティグマ
戦術人形と銃に特殊な繋がりを持たせ、戦闘能力を向上させる技術。スティグマモデルとは人形と結びついた銃の事である。
この技術を施された人形は銃が己の半身のように感じられ、自分の専用銃を用いた人形は運用効率、銃撃精度が大幅に向上し、離れた位置にある銃の向きすら感知する事が可能。
本作では技術が進んだのか刀剣といった冷兵器にも使われ、ゲーム上でも同じ銃種間のみだが普通に武器を変更できるようになっている。
再編前のグリフィン社の人形はスティグマの銃の名前をコードネームに使っていたが、再編後は大半の人形が名前を変えている。
なおスティグマ(Stigma)という単語そのものにはレッテルといった差別的な意味合いも含まれるためか、英訳ではImprint(刻印)という表現に変わっている。
誓約
いわゆるケッコンシステム。好感度ランク5の人形に課金アイテム「誓約リング」を用いることで好感度上限を解放できる。
各種パラメータの上昇や好感度ランク報酬の追加など様々な恩恵がある。
前作においては、会社の備品である人形を指揮官個人が買い上げる(個人所有する)ことを指していた。
指揮官が独立している今作では、指揮官との思い出を記録する、専用の記憶装置を取り付けることを指すようだ。
セクスタンス
指揮官たちエルモ号を追う謎の人形。
シルクハットを被った中性的な容貌をしており、性格は紳士的かつ沈着冷静。
戦闘では二丁拳銃を両手に、星の碑と呼ばれる召喚物を用いて戦う。
のちにダンデライオンによってジラードグループの新製品にして第三世代の人形であることが判明した。
名前の由来は天体観測で用いる六分儀(Sextant)から。

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ダークエリア
コーラップス放射線の汚染源。レッドエリアに囲まれ「開拓合意」にて最終段階における浄化が必要とされている地域。
エリア内のコーラップス放射線量は10000ベブリアン以上。コーラップスストームが頻発し、大量の生骸で溢れかえり、変異した群生植物も少数ながら見られる。各種の防護装備もこのエリア内ではその効果を発揮できず、人間や機械もこのエリア内での生存は不可能である。
残されたわずかな資料によると、核爆発により当該エリアに存在した地上建築はほぼ壊滅し、それに替わって黒く鋭い結晶が地表の至る所に出現している。
ダーチュア
エルモ号を追う謎の人形。
黒い傘をさし、ゴシック風のドレスをみにまとったお嬢様風な姿をしており、普段はおしとやかな態度だが上手くいかないことがあると逆上し気性が激しくなる一面を持つ。
本気を出す際には、人間風の容姿からSF物に出てきそうな大型ロボットのような姿に変形することが可能。
ダイナーゲート
P.M.Cに属する小型4足歩行の敵ユニット。移動力はあるが体格のため遮蔽物を超えられず遮蔽越しの攻撃もできないうえ、反撃能力はあるが攻撃スキル共々自身の周囲にしか攻撃できない。耐久力も低いが数が居ることが多く道を塞がれることも。
敵ユニット性能としては以上だが、『鉄血の人気製品の改良版。性能向上のほか、愛玩機械動物としても活用できる』と説明のある通り、愛玩機械動物としても販売されているようだ。イベント「狂想四重奏」におけるストーリーにてその描写がなされている。
一方で拡張性があるのか強引な改造でもしているのか不明だが、多数の警備ロボットやすやすと沈黙させてしまうレベルの火器を見た目から想像できない程度で搭載したものも同ストーリーで登場した。

また説明通りダイナーゲートは前作においても鉄血工造製の敵ユニットとして登場していた。鹵獲されたモノが中身を改造されてグリフィン人形のペットにされている事があり、個体名を持つ者もいた。
更には人類の敵となる兵器として製造されていながらも、可愛いという認識を民間人からもされていたようで、拾って持ち帰る人も居た模様。そのせいで人類側の情報が洩れてたとかなんとか。ゲーム内ニュースで身元不明のペットロボなどとも言われていたり。
余談だが、今作では製造が異なる改良版というで見た目が異なっており、大まかにはカメラアイ周りの変更、全体的にフォルムが重厚なものとなり、背から頭部まで覆うようなカバーが廃されている。正直あんまり可愛くなくなった気がする。
ちなみに鉄血犬やワンコと呼ばれることが多かったが、名前そのものは『Dinergate=働き蟻』。

なお、トップ画面からエルモ号各施設へのアクセスする際はいずれの型とも違う上に浮遊までしているダイナーゲート、もしくは顔(?)アイコンから同じようにアクセスするのだが、
このダイナーゲートはペーペーシャがクシーニャから譲り受けたものをエルモ号のために彼女が改造したものと思われ、自室でも手を加えている様子をうかがえる。
ダンデライオン
前作の登場人物…というよりは登場メンタル?
かいつまんで説明すると、前作のメインキャラ「M4A1」の中に潜んでいたメンタルが廃棄されたネイトの身体を利用して実体化した存在。
現実世界での戦闘力は皆無だが、高いハッキング能力を持ち、電子戦において大いに活躍した。
「M4A1」をリーダーとする「AR小隊」のメンバーは今作では完全に消息不明であるため、彼女の再登場には驚かされた前作プレイヤーも多い。
長城列車
正式名称は「自走式多機能除染・浄化鉄道車両システム」。軍用大陸間走行列車を改造して生まれたため、「長城列車」と呼ばれる。浄化作業で用いられる主要設備の一つ。
完全な状態の長城列車は車高が40mに及び、レール上を移動する一種の隔離壁として使用できる。列車そのものにコーラップス放射線を浄化する機能はなく、実際に使用される際には、移動式浄化塔を積載する必要がある。この列車と塔によって、機動的に隔離エリアの浄化作業を行える。
鉄血工造
老舗軍需企業だったが、現在は解体されている。
解体後、同社が保有していた特許はパブリック・ドメイン(誰でも利用できる状態)となり、実物資産も再分配された。現在、実質的な商業活動を行っているという意味では、鉄血名義のいかなる技術、製品、工場も存在しない。
前作における敵勢力の1つ。企業だったと表記されているものの、前作の時系列ではある事件で企業としては崩壊しており、人類と敵対する鉄血製人形たちによる勢力となっていた。

な行 Edit Edit

ニューラルクラウド
ドールズフロントラインのスピンオフ作品であり、作中の計画名。
時系列は2本編の11年前である2063年にあたり、「人形も人間もメンタルをデータ化しクラウドの仮想世界で生きる」ニューラルクラウド計画の問題を解決するために、指揮官こと教授がダイブするという物語。
本作2とニューラルクラウドがどれだけ繋がりがあるかは現時点では不明だが、ここで明示された人形たちの名前や設定の多くが2で反映されている。
人形
この世界における人型ロボットの総称。
元々は北蘭島事件(tips参照)によって大きく数を減らしてしまった人類のサポートの為に生産されたもので、それらは自律人形と呼ばれる。それが軍事転用され戦闘能力を付与されたものが戦術人形。
金属骨格の上に人工皮膚・筋肉や疑似血液(バイオ血液)などで構成されていており、触感も外見も人間そのもの。
動力は電力で、流石に人間の臓器などはほとんど再現されていないが、トイレにも行くし、食事も可能で食べ過ぎると肥満にもなる。
2062年に人形の基本的な権利『人形権益法』が制定され職に就いたり財産を持ったりする人形も出てきたが、人形の誘拐・パーツ解体・人形を利用した犯罪などは増加傾向、取り締まりも緩い現状でもある。
スピンオフ作品「ニューラルクラウド」では男性型も存在するが、前作本作では女性型しか確認できない。
人形コミュニティ
諸事情で人間社会にいられなくなった人形たちが集まってできたコミュニティ。
実質上のリーダーはウルリドだが、重要な決断は投票制にて決めることになっている。
人形地下闘技場
かつて存在した人形同士を戦わせる裏社会の闘技場。
キャロリックペリティアはここで戦っていたらしい。
人形猟場
無抵抗の人形を破壊して遊ぶ裏社会の娯楽。
狩りで壊された人形は修理できなくなるまでこき使われ続ける。
ウルリドはそこから脱出した数少ない人形である。

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暴露
体勢崩壊(のデバフ)。基本的には体勢値が0になるとこれが付与されるが、タレットなどオブジェクトは体勢値を持たないもののこれが最初から付与されているため体勢崩壊の判定に入る。
パラデウス
前作で登場した敵組織。コンパスのようなマークをシンボルとしている。
新興宗教団体という体を取りながら、孤児を拉致して「ネイト」と呼ばれる兵器を筆頭とした機械人間に改造して戦力とする非人道的な所業を行っていた。
ドールズフロントラインシリーズ一連のストーリーの黒幕ともいえるウィリアムの手足として、彼の目的である完全免疫体の創造のために非道の限りを尽くしてきた。
前作において中核組織は壊滅状態となり、今作に登場するのは宗教団体としての信者の残党と思われる。
前作での下っ端は白を基調とした機械的な武装が特徴だったが、今作ではいかにも邪教じみたローブや札をまとっている。
「アドパルリタス」なる呪文を度々唱え、前作には存在していない「イモール」なる人物(?)を崇拝しているようだが…?
プロトコル
グリフィンの解散に伴い、グリフィンに所属していた人形が(おそらくロ連と)交わされた、指揮官への接近禁止命令のこと。
前作で指揮官が従えていた大量の人形部隊がおらず、過去所属していた人形も合流したくてもできない主旨の発言をしているのはこのため。
ナガン曰く、そう簡単に解除できないもので、マキアートは無効になるのを待つしかないとこと。
以前の記憶がないとはいえ、長年行動を共にできているグローザスオミマキアートは無効になった可能性がある。
有効な状態で接近した場合どんなペナルティがあるのかなどは現時点では不明。
単語としては、協定や指令、手続き、インターネットといった電気通信における通信方法を意味する。
ペルシカリア
前作および派生作品「ニューラルクラウド」の登場人物。「ペルシカ」と呼ばれることの方が多い。
人形や兵器を開発する「16LAB」の研究員。研究内容だけ見ればマッドサイエンティスト的な人物だが、主人公に対しては好意的に接する。
前作の主力小隊である「AR小隊」の生みの親であり、今作でも主人公を技術面でバックアップしている。
また外伝的作品「ニューラルクラウド」では、自身を模したと思われる人形「ペルシカ」を提供している。ただ、本物よりグラマラスで人当たりがかなり良い。
砂糖中毒のようで、砂糖水と化したコーヒーを愛飲している。
ホロスコープ計画
ダーチュアやセクスタンス、そしてブルースフィアが所属すると思われる謎の計画、組織。詳細不明。
これまでのスタンダードだった第二世代戦術人形とは異なる仕様の「第三世代人形」を製作運用し、エルモ号一行の前に度々障害として立ち塞がっている。
ホワイトエリア
コーラップス放射線が存在しない安全地帯。周囲をグリーンエリアが取り囲んでいる。
ホワイトエリア都市の外側には固定式隔離壁とコーラップス放射線フィルターが設けてあり、このエリア内のコーラップス放射線量は常に0ベブリアンに保たれている。
ホワイトエリア都市の多くはスーパーシティであり高層ビルがひしめき合っており、都市内の気温、湿度は人工的に快適な数値に調整されている。

ま行 Edit Edit

民間軍事会社/PMC
かつての民間軍事企業が、財政削減と周囲からの圧力により、やむなく生まれ変わった新たな姿。巨大な企業規模を誇った以前とは異なり、大きく弱体化している。
彼らは民間に雇われ、護送や警備を請け負う。また彼らは、ロ連が設けた管理機構――非軍事勢力管理局に監督、管理されている。

や行 Edit Edit

闇ブローカー
汚染エリアと安全エリアを行き来し、さまざまなルートを使って、物資の売買、交換を行っている輸送業者。
賞金ハンターの出現後、このような業者の数が激増。彼らと一般住民を区別するため人々が付けた呼び名が「闇ブローカー」である。

ら行 Edit Edit

リモールディング・パターン
コーラップス・エピフィラムを分析、応用して開発された技術の事。
本作において、ダーチュアのように人形が異形の姿に変形したり、他の人形が必殺技のような範囲攻撃ができるようになったのはこの技術のおかげ。
レッドエリア
イエローエリアとダークエリアの間に位置し「開拓合意」にて浄化回復が必要と定義された重度汚染エリア。
エリア内のコーラップス放射線量は150~10000ベブリアンの間で、定住者はほとんどいない。
環境は極めて劣悪で、コーラップスストームが頻発し、多数の生骸が広範囲で見られる。人間がこのエリアで活動する場合は必ず十分な防護が必要となるが、E.L.I.D.感染リスクは依然として存在し、このエリア内で活動する機械も深刻な影響を受ける。
高濃度のコーラップス放射線量の影響で、地表の結晶化が進んでいる。一般的に見られる植物はほぼ消失し、多数のコーラップス・エピフィラムの群生が見られる。
ロクサット主義
レザー・ロクサットという人物によって定義された政治体系、その理論のこと。ロクサットは遺跡に関連した国家組織の責任者だった人物で、北蘭島事件の後汚染エリア最前線にて対策指揮を執っていた。
未曽有の災害に直面しながらも既存国家は利己的な行動しかとらなかったことから、世界大戦の発生を危惧し人類生存の唯一の道として世界統一政府の必要性を主張した。
その内容はおおよそ「高度に自動化された社会システムによる統一政府、そして社会主義的なシステムでの富と資源の公正な分配」というもの。
後に発生した第三次世界大戦の混乱もあってロクサット主義は大きく広まったのだが、第三次世界大戦が新ソ連の勝利で終わった後の欧州・アメリカ等でロクサット主義がさらに広まり、
それを主体とする連合国家から最終的にロクサット主義合衆国連盟が成立、今日の勢力図へ至っている。

……しかし、レザー・ロクサット自身は北蘭島事件の発生した2030年からわずか3年後に死亡。上記の主張を後世に託したのだがなんと彼の死後、この理論の信奉者と共にその主義や公約が独り歩きしていく。
これを実現するために信奉者が暗躍を始め、世界に多くの混乱をもたらしながらロクサット主義合衆国連盟の成立への流れを作っていった。
前作ドールズフロントラインにおけるストーリーの中で、物語が大きく転換して以降絡みだす政治面に関係する部分はこのロクサット主義の信奉者達が大きく関わってくる。
ロクサット主義合衆国連盟
名義上は現在の世界の半分以上のエリアを支配する超大型政体。通称「ロ連」。
その支配力はホワイトエリアでは強いが、ダークエリアに向かうほど弱くなっていくのが実態。
この実情を打破すべく、ロ連は一連の政策を打ち出している。その中でも最も重要なのが、汚染エリアの浄化作業だ。
事実上国境の無い世界において汚染エリアを浄化して人々の住める土地にする、というと聞こえはいいが
その実態は既存の社会を根こそぎ破壊し、人体に埋め込まれたチップと無数の監視カメラで超徹底管理する典型的なディストピアである。
またホワイトエリアとその他のエリアでは人々の暮らしにも大きな差があり、ホワイトエリア民のためにグリーンエリア民はロボットのように忠実に働き続けることを強いられる超格差社会でもある。
資本主義と共産主義の悪い部分ばかりを併せ持った社会とも言え、ロ連民となることを拒み放射能の危険を受け入れてでもイエローエリアやレッドエリアで生活する人々も多い。
ロール
各キャラクターの持つ役割であり、おおよその特徴。タンク/アサルト/サポート/アタッカーの4種類存在する。
タンクはいわゆる自身に攻撃を集めたり受け負う役割ではなく、体勢値ダメージの軽減を中心に防御能力を高めて味方を保護するなどして生存能力を高めることができる他、味方が攻撃を受けた時に反撃を行う能力を持つ。
アサルトは移動力が高く、他のロールによりも位置取りがしやすいアタッカー。特定のギミック操作やポイント到達では圧倒的優位。近接キャラはこれに属している。基本的には移動力以外アタッカーと極端な違いはないが、属性攻撃が少なく自身と敵にのみ影響する要素が多い自己完結型。
サポートはその名の通りだが、特徴はバフ・デバフから回復にバリアなどと多岐に渡る。性能としても補助だとひとまとめにしずらく、デバフと攻撃能力に優れたものから回復能力に特化したもの、バフを撒きつつ大体の役ができるものなど様々。性能はよく確認しておくこと。
アタッカーはその名の通り主要火力を担う存在。単体火力から範囲火力まで様々で、特化しているキャラは範囲や威力も優秀。加えてバフ・デバフの付与を持っていたり味方の攻撃への連携を絡めて火力を発揮するキャラも存在し、全体の総火力を上げることも。
当然ながら総じて高い攻撃・制圧能力を持つ。ただし全ロール中最も移動力が低く、殆どが移動力5でスナイパーライフルを扱うキャラは射程が長いこともあり移動力4である。数値としてはサポートやタンクから見たら1~2程度だがこれが響くことは決して少なくない。

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英字 Edit Edit

G&K霜降小隊
グリフィン&クルーガー再編後に編成された部隊でリーダーは瓊玖、メンバーはチータトロロリンド?
ちなみに霜降の読みは"そうこう"で二十四節気の第18番目から。しもふりじゃないよ!
H.I.D.E.404
グリフィン&クルーガー再編後に編成された部隊の一つ。
メンバーはリーダーのリヴァを筆頭に、現隊長のクルカイ、その相棒のミシュティ、最古参のレナ、新入隊員であるヴェクタービヨーカアンドリス、そしてメカニック担当の人間「デール」の面々で構成されている。
G&K再編前のブラックオプス部隊である404小隊が前身で、かつてはグリフィンの人間以外の存在には極秘の部隊だった。
POL-03警察機関
POL-03と呼ばれるエリアの警察機関。ソ連系銃のスティグマを持つ人形で構成されている。
リーダーはモシン・ナガン、メンバーはナガンクシーニヤガリーナ?クララ?。エルモ号所属になる前はペーペーシャも在籍していた。
しかし、警察が人形であることをいいことに賄賂を渡そうとしてきたり高圧的な態度で事態を済ませようされる、都合の悪い人形に対してクレームをつけまくってクビにさせようとするなど、見くびられているのが現実である。

数字・記号 Edit Edit

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  • リモールディング・パターンって何ですか?これから判明していくものって認識で良さそうですか? -- [64c7fshoY5M] 2025-01-23 (木) 21:14:34
  • アーカイブのチータのストーリーで、霜降小隊によるテロ鎮圧が描写されたけど、かつては編成拡大により最大50名を1個小隊とし、ヘリボン作戦やらドローンによる爆撃を実施し、重MATや迫撃砲を運用して局地的には正規軍と殴り合えた(軍閥に例えるコメントを見たことある)グリフィン社が、ビル1棟の制圧と機械人形20機に周到な準備を要して警察力の尖兵として使われる辺り、まじで弱体化著しくて悲しくなったわ(作戦そのものは成功裏に終わって、精鋭達による人材の分厚さは感じたが) -- [C/S.a8JNkOc] 2025-02-09 (日) 15:10:33
  • ミスった1コ小隊25名だ -- [C/S.a8JNkOc] 2025-02-09 (日) 15:11:34
  • 人形の型番について
    大きく、SST05シリーズとSSD-62シリーズがあり、どちらもIOP社製であり、互換性を有している
    SST-05シリーズ(SST-05、05A、05A2)は製造段階より軍隊仕様であったタイプ、SSD-62シリーズ(SSD-62D、F、G)は、民間のサービス人形に射撃コアを搭載したタイプ(D型は一般タイプ、F型は儀礼用のレアなタイプ、G型は、軍隊仕様)
    一応、SST型は感情が希薄らしいけど、あんまり差はない(何となく、任務優先で軍人らしいかな?ぐらい) -- [H4NGP0AGK5A] 2025-03-09 (日) 17:05:34
    • なので、SSD-62Dシリーズは民間のサービス業経験者が多い(他方で、前職が特殊部隊のサブリナや、前職が不明かつ「戦う人形」であることにアイデンティティを持つマキアート等、例外は有る)
      書いてて気づいたけど、ニューラルクラウドに出てきた人形は、D型が多いね

      あと、SSTシリーズは、「感情が希薄」というか、「感情にかかるモジュール(領域)を別に割り振っている」が近いかな -- [H4NGP0AGK5A] 2025-03-09 (日) 17:24:08
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Last-modified: 2025-05-12 (月) 08:33:47